映像を活用した発表中心の日本語授業の 実践報告

서지정보

· 발행기관 : 한국일본어문학회
· 수록지 정보 : 日本語文學 / 1권 / 103호 / 183 ~ 200페이지
· 저자명 : 나카사카 후미코

초록

本研究では、映像素材を日本語の授業で有効活用する一つの方策として、学生が「クラスメートに紹介したい日本の映像」を選んで発表する形式の授業を試みた。授業の設計に当たっては、映像素材を使うメリットである「楽しく学習できること」と、海外学習者に不足している「日本語のインプットを補う」ことを重視し、先行研究で指摘された映像の選択および教師への負担の問題、映像の活用法に関する問題、学習効果の問題をできるだけ少なくできるように心がけた。 発表内容を定期試験の出題範囲にすることで単語や表現の定着を図ることができるなど一定の学習効果が認められたほか、他の学生の発表を聞くことを通して発表態度やパワーポイントの作り方など発表の技術的な面を学ぶことができたという効果があった。また、発表後の話し合いの時間を通して、映像について深く理解することができたりコミュニケーション能力を向上させたりすることができた。ただし、個人の配信動画などには表現の間違いが見られることもあるため、教師による検証が必須で、バラエティ番組などで使用される言葉遣いや流行語などについても、使う場面を教師が適切に指導する必要がある。

참고자료

· 없음