遠隔日本語交流会参加者の気づきと学び―対面での交流会との比較結果から―

서지정보

· 발행기관 : 한국일본문화학회
· 수록지 정보 : 日本文化學報 / 76호 / 327 ~ 342페이지
· 저자명 : MatsuuraKeiko

초록

筆者は、勤務先大学で釜山に在住する韓国語母語話者以外の日本語学習者を授業に招き韓国語母語話者と日本語で会話をするというビジターセッションを行なってきたが、勤務先大学のカリキュラムの変更などによりビジターセッションを行なうことができなくなった。そのためオンラインで同様の交流ができないかと考え2012年よりスウェーデン、中国、韓国、日本（日本は2014年から）をオンラインでつなぐ遠隔交流会を実施してきた。そして、実際に教室に招いてする交流とオンラインでの交流には共通するものがあるのか、異なる点があるのかを明らかにすべく、松浦(2012)でビジターセッションで得られた振り返りシートの結果とオンラインセッションで得られた振り返りシートの結果とを比較した。その結果、対面であってもオンラインであっても学習者が気づき学ぶことには「ステレオタイプの払拭」や「日本語学習へのさらなる意欲」などの共通点が見られた。一方でオンラインならではの通信状態に関する問題点やスウェーデン、中国、日本の大学との共同研究としたため各大学とのスケジュール調整や各国からの参加人数を合わせる難しさなど新たな課題も浮彫りとなった。

참고자료

· 없음